緊急事態宣言が解除され、出勤が始まった方も多い中、僕の職場ではいまだに在宅勤務が推奨されています。
在宅勤務が長くなるほどコミュニケーションの課題が出てきているのです。
今回は在宅勤務のコミュニケーション課題について書いていきたいと思います。
チームのコミュニケーションは問題ない
少人数のプロジェクトやチームはコミュニケーションツールを使えば、問題ないと思います。
むしろ、在宅環境の方が仕事が捗ると思います。
実際この4か月間、チームメンバーとは画面越しにしか顔を合わせていなくてもコミュニケーションによる仕事の遅延やミスはありませんでした。

出勤しているときに一緒に仕事していたので、お互いのことがある程度わかっていたということもあるのですが。
部署間のコミュニケーションには気を付けよう
これまで会社に出勤していた場合は他部署でも同じフロアにいたため、忙しさが雰囲気で分かります。
しかし、在宅勤務になり他部署の動きがわからなくなると部署間の不満がお互いに貯まってくるのです。
他部署へ仕事を依頼するタイミングってありますよね。
障害中など多忙な時は依頼をしないものですが、在宅となると他部署が忙しいのかどうかなんてわかりません。
そのため、タイミングが悪いと後回しにされたり、忘れられたりします。
互いにこれが続くと、部署間の雰囲気がぎすぎすしてくるのです。
「あの部署は在宅になってさぼっている、あの部署は自分たちのことしか考えていない」などそれぞれ不満が溜まっていくのです。
これまで雰囲気や空気で感じ取れたことがわからなくなるのです。
その結果、部署間の連携が必要な仕事がなかなかうまく進まないことになるのです。
周りが何をしているのかわかる環境も大事
雰囲気や空気はネットワーク越しだと感じられないことがあります。
小人数だとツールで十分かもしれませんが、プロジェクトにかかわる人数が多くなればなるほどコミュニケーションの課題は大きくなります。
振られた仕事をこなしたり、個人で仕事を行う人には在宅でも十分かもしれません。
しかし、人にお願いしたり・される立場になると完全在宅はちょっと難しいのかなと思っています。
在宅勤務は「通勤時間が0」などメリットばかりに目が向いてますが、メリットばかりではないのですね。
徐々に出社日を導入していくようなので、在宅と出勤のバランスについてもう少し見ていきたいと思います。