本記事では、作成したEC2にWEBサーバー(Apache)をインストールし、パソコンからアクセスしてみます。
前提条件として、既にEC2インスタンスが作成・起動中であること、EC2インスタンスにSSH接続ができていることを前提に進めていきます。
※AWSの画面構成は2019年05月時点になります。
※EC2の作成方法などは以下の記事をご覧ください。
Apacheインストール手順





lsofコマンドはオープンしているファイル(通信を待ち構えている)を確認するコマンドです。以下の画像では80番ポート(HTTP)がLISTENしていますね!

セキュリティーグループの設定
では早速ブラウザから接続をしてみたいところですが、今の設定のままだと接続はできません。
理由はセキュリティグループでSSHからの接続のみを許しているからです。
それではHTTPでの接続ができるようにセキュリティグループを設定していきます。
「セキュリティグループ」メニューから対象のセキュリティグループを選択します。
下画面に設定内容が表示されるので「インバウンド」タブから「編集」をクリックします。

「ルールの追加」からHTTPを追加します。

接続してみましょう。
自分のパソコンから接続してみましょう。
ブラウザのURLにEC2のIPを入力します。

EC2→「インスタンス」メニュー→対象のインスタンスにチェック→下画面にある「IPv4 パブリック IP」がIPアドレスになります。

DNSホスト名からアクセスできるようにする
ちょっとおまけでインスタンスにホスト名を設定し、アクセスできるようにしてみましょう。
「VPC」メニューから対象のVPCを選択し「アクション」から「Edit DNS hostnames」を選択します。

「DNS hostnames」にチェックを入れます。

設定完了画面です。

これでDNSホスト名でアクセスできます。IPアドレスと同様にURL欄にDNSホスト名を入力します。

EC2→「インスタンス」メニュー→対象のインスタンスにチェック→下画面にある「パブリック DNS (IPv4)」がDNSホスト名になります。